今回は現在YouTubeショート・TikTok・X(旧Twitter)で人気を博している「猫ミーム」についての解説記事です。
「猫ミーム」はどうしてここまで人気になったか?
その理由や経緯を解説・考察していきます。
この記事ので分かること
- 猫ミーム動画とは?
- 過去の猫ミーム動画と日常系猫ミーム動画との違い
- 猫ミーム動画はどうしてここまで人気になったのか
猫ミーム動画とは?
猫ミームとは、猫のいろんな動きや表情がある動画の素材を使って、普段の生活の日常やあるあるを再現した、ミーム動画の事を指します。
また、猫ミーム自体はもともと、「cat memes」(キャットミーム)と呼ばれて海外でバズっているコンテンツの一つです。
日本に輸入されてきた、、といった感じでしょうか
現在この猫ミームを用いた日常の動画を制作・シェアするのが若者を中心に流行しています。
猫ミームとは?ここまで人気になった経緯
元々はそれぞれ単体のミーム動画として人気だった。
元々猫ミーム動画は昨今みるように、いくつもの猫ミーム動画が合わさったものではなく、それぞれの猫ミームが独立して人気を博していたコンテンツです。
いわゆる、MAD素材として要所要所で使用されていたというイメージが近いかもしれません
このころの代表的な猫ミームコンテンツでいうと、バナナ猫(bananacat)などです。
バナナ猫とは?
バナナ猫は、バナナに顔が付いた猫のキャラクターです。
動画の序盤、ハッピーハッピーハッピー猫としてご機嫌な様子を見せる⇒何かが起こる⇒泣いてしまう⇒リンゴ猫が登場する。
という一連のパターン化されたネットミーム動画群です。
(ちなみに昨今ではハッピーハッピー猫とも呼ばれています。)
バナナ猫の詳細は以下にて解説しております。
関連記事:【TikTok】ハッピーハッピー猫(ハピハピ猫)とは?猫ミーム元ネタ・原曲解説【バナナ猫】【bananacat】
上記のバナナ猫の代表するように、今までの猫ミームでは
『1つの猫ミームを1つのキャラクターとして昇華させ、様々な展開を加える』
という特徴パターンも多く見られます。
一部、複数の猫ミームを合成した動画もありつつ、それぞれが独立したコンテンツとして人気を博していたといえます。
日常系猫ミームの登場
そんな、MAD素材としてそれぞれが独立していた猫ミームですが、
2024年1月頃に転換期を迎えます。
この頃から、日本のTikTokを中心として、
『海外の猫ミームを複数掛け合わせて日常の1幕を再現する』といった
『日常系猫ミーム』が増え始めるようになりました。
初めは一部のTikTokerが作成したこの日常系猫ミーム動画ですが、
その後多くのクリエイターに広まり、この猫ミーム動画が爆発的に増えていく事となりました。
猫ミーム動画が流行った理由:流行の火付け役チピチピチャパチャパ猫
@mel0dyyyy_02 chipichipi#chipi #chipichipi #chipichipichapachapadubidubidabadaba #daba #dubi #cat #cute ♬ ?ǶĒÆỼĒŃŚφǶĒའӠ¿ (Ɱჯჯჯ) - HEXXO
猫ミーム動画の流行の理由の一番の要因として考えられるのは
数多くある猫ミーム動画の中でも一番有名な「チピチピチャパチャパ猫」のおかげではないでしょうか
もともとはチピチピチャパチャパ猫も他の動画と同様に独立した猫ミームの1つでしたが
このミームだけ、他の猫ミーム動画と比べても突出して世間に広まった猫ミームであるといえます。
この猫ミーム動画だけ突出した理由として
「知らないキャッチーな曲」が使われていたというのが要因として考えられます。
この曲はチリの歌手「クリステル・ロドリゲス」さんの「Dubidubidu」という曲が原曲です。
この曲のキャッチーなリズムに加えて
「チピチピチャパチャパ」という万国に共通してよくわからない歌詞から、
幅広い世代・国でも通用する聴きなじみのある曲となったと考えられます。
また、この独特なリズムと歌詞からこの猫ミームの流行とともに様々なYoutuberやTikTokerがこの「チピチピチャパチャパの歌ってみた」を投稿し
さらに多くの人の間で聞かれるようになりました。
このチピチピチャパチャパ猫の元ネタの詳細は以下の記事で詳しく紹介しております。
関連記事:【TikTok】チピチピチャパチャパとは?猫ミーム元ネタ・原曲歌詞解説【chipichipichapachapa】【和訳】
以上。
今回は猫ミームが流行した理由などをまとめてみました!
良ければ他の記事も読んでいただけると嬉しいです!
ではまた!
関連記事:【TikTok】猫ミーム動画の作り方まとめ・解説【編集方法】