今回は、動画編集アプリのCupcutが危ないのでは?
とされる理由や具体的にどんな危険性があるアプリなのか解説致します。
この記事ので分かること
- Cupcutが危ないとされる理由
- 具体的な危険性
- 危ないとされるCupcutの利用規則について
-
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CupCutが危ないとされる理由
それでは、実際にCupCutを使用した際の危険性を開設していきます。
危険性は大きく分けて4つあります。
危険性①:作成した動画を自由に使われる可能性がある
1つ目の危険性は「自分の動画を勝手に使われる危険性がある」という点です。
CapCutの利用規約には下記の内容が記載されています。
利用規約
上記の規約をみると、CapCutへ素材をアップした時点で誰でも事前了承無し&ロイヤリティ無しでダウンロードや配布、派生物の作成が許可されるというのことになります。
つまり、CapCutユーザーであれば他のユーザーはあなたの作成したコンテンツを自由に使用可能になるということです。
危険性②:個人情報が漏れる可能性がある
CapCutでは主に以下の個人情報が収集される旨の記載があります。
利用規約
・デバイス固有識別子
・ネットワークの種類・接続
・携帯電話のモデル情報と会社
・携帯電話利用エリア
・アプリのバージョン
・OS(端末のOSバージョン)
・デバイスの操作と挙動(どう編集したか)
・CPU・GPU情報
また、利用規則内には、「当社および当社の関連会社、代理人〜その他の関係する第三者に付与します」との文言もあります。
CapCutの運営会社は中国の会社ということもあり、こういった個人情報の取り扱いに対して危険性を感じている方が多いようです。
危険性③:音源はフリー素材ではない
3つ目の危険性は『CapCut内で提供されている音源はフリー音源ではない』という点です。
アプリ内で用意されている音楽などはCapCutの会社に著作権があります。
注意が必要なのはCapCutアプリ内にあるからといって、アプリ内のBGMのうち全てが著作権フリーのBGMというわけではありません。
そのため、CapCutの音源を使用した動画をアップした際には著作権を侵害していると認定される場合があります。
また、CapCutの利用規約には下記の内容が記載されています。
利用規約
危険性④:編集動画の権利は全て放棄される
4つ目の危険性は「編集動画の権利は全て放棄される」という点です。
CapCutの利用規則内にて、作成した動画はプライバシー権、パブリシティ権、人格権、その他類似権利を放棄することを求められています。
つまり、編集した動画は、
著作権フリーとして、第三者が自由に利用ができることとなっています。
動画制作の際には、他のCupCutの動画を使用できる規約にはなっていますが、逆に自分の動画が他の動画の素材になる可能性があるということです。
その為、顔出し動画を制作する際には特に注意が必要です。
Capcutは商用利用はできる?
次にCapcutで作成した動画が商用利用できるかどうかについて解説いたします。
結論、CupCutで制作した動画の商用利用は不可です。
Capcutの利用規約には以下のような文章が掲載されています。
本サービスは、個人的かつ非営利的な用途のために利用されます。
この、 商用利用とはCapcutで作った動画で収益を得ることだけでなく、個人事業主として認知させるための活動なども含まれます。
上記のような利用方法もふまえてCapCutを使用するようにしましょう。
まとめ
以上、今回はCapCutが危険とされる理由を解説致しました。
注意したい点をまとめると以下の通りです。
注意点
- 個人情報を収集される可能性がある
- アプリ内のBGMは著作権フリーというわけではない
- 投稿した動画の権利は放棄する必要がある。
上記のことから「様々な危険性を含んだアプリである」というのは間違いありません。
しかし、動画編集アプリとしてはかなり使いやすく、多くの人にとって使いやすいアプリというのは間違いないかと思います。
その為、利用規約や危険性を理解した上でCapCutを利用する事が大事です。
今回は以上です。
少しでも参考になれば幸いです。
ではまた!